藤沢周平の世界

最近、遅ればせながら、藤沢周平の本を読み漁っています

僕の性格だと思いますが、

風の果て〈上〉 (文春文庫)風の果て〈上〉 (文春文庫)
(1988/01)
藤沢 周平

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チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷 (塩野七生ルネサンス著作集)チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷 (塩野七生ルネサンス著作集)
(2001/07)
塩野 七生

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「ローマ人の物語」で有名な塩野七生さんの著書です。

塩野さんの本は、ほとんど読んだことがなかったのですが、これは大ヒットでした

主人公のチェーザレ・ボルジアは、15世紀から16世紀初頭のルネサンス期に、ローマ法王を父に持ちながら、イタリア統一の野望のために、権謀術策、陰謀、等あらゆる手段を使い、時代を駆け抜けた実在の人物です。

彼の徹底した合理性からくる冷酷さには、背筋がぞっとするような恐ろしさと同時に美しささえ感じます。

塩野さんは、その彼の人生を、簡潔でありながら情熱をもったリズムと言葉で語っていて、最後までわくわくしながら読みきってしまいました。


実を言うと、高校時代のトラウマか、世界史が苦手で(カタカナを覚えられなかった。。)、この時代の歴史物とか小説は、避けていたところがあったのですが、この本を読んで、塩野さんの、特にローマあるいはルネッサンス時代のイタリアに対する愛情に感激しました。

もし、僕と同じような、食わず嫌いの方は、だまされたと思って読んでみてください。
きっとはまりますよ

ボサ・ノヴァ

ディス・イズ・ボサノヴァディス・イズ・ボサノヴァ
(2008/03/28)
アントニオカルロスジョビンカルロスリラ

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創成期のボサ・ノヴァの歴史を、綴ったドキュメンタリーです。

カルロス・リラとホヘ゛ルト・メネスカルのトップアーティストが、アントニオ・カルロス・シ゛ョヒ゛ン、シ゛ョアン・シ゛シ゛ルヘ゛ルト、ナラ・レオン等の(彼らの友人だった)有名なアーティストを、当時の貴重な映像とともに、愛情深く語っています。

また、リオで、どうのようにしてボサ・ノヴァが生まれてきたのか、まさにその当事者の方々が話すので、その歴史がよくわかりました。

なによりも、心が和んだのは、リオの青々とした山々、青いそら、美しい海岸を背景に、流れる音楽がとても自然に感じたことです

半島を出よ

半島を出よ (下)半島を出よ (下)
(2005/03/25)
村上 龍

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久しぶりのブログを書いています。
この本は、出版された当初から気になっていた本でしたが、やっと先日読みました。

期待通り、いやそれ以上に面白かったです

北朝鮮の兵士が、福岡を占領するという一見荒唐無稽な話ではあるのですが、北朝鮮や日本の政府の状況、国と地方自治体との関係、さらには社会からはじき出された少年達等々、の話が詳細な調査で裏付けられた事実を元に書いていると感じられるバックバーンがあり、不思議な現実感を帯びた作品でした。もちろん、話の筋としてはエンターテインメント性に溢れており、面白くて夢中になって一気に読んじゃいました

ただ、ちょっと残酷な描写もあるから、そういうのが生理的に嫌な人はつらいかもしれませんね。

そうそう、もうひとつ、思いがけず感動したところがありました。

エピローグで、生き残った北朝鮮の女性兵士が、日本人に助けられて、長崎の離島の孤児院で話をする場面があったのですが、その場所がなんと僕の故郷でした。

正確に言うと、僕の故郷である大島の隣の島の崎戸島という所なんですが、その島の描写が正確で、目に浮かぶようでした。

何よりうれしかったのは、著者が、僕の故郷の島々を「美しい島」だと書いてくれた事でした

天璋院篤姫

新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫 み 9-8)新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫 み 9-8)
(2007/03/15)
宮尾 登美子

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久しぶりに、本を読んでいます。
今、NHKで放映されている大河ドラマ「篤姫」の原作です。

まだ、2/3ほどしか読んでいないので、感想を言うのはおこがましいですが、なかなか面白いですよ

これまで、幕末の小説はいろいろと読みましたが、いずれも男性側の視点での物語でした。
それに対して、女性側、しかも第13代将軍家定の御台所という特別な立場での物語は、幕末の動乱を別の次元から見るようで勉強になりました。

読み始めたきっかけは、いつもの事ですが、NHKのドラマが面白かったからです。
それと、これも、よくある事ですが、原作とドラマはちょっと違ってましたね。
それはよいとして、このあと、ドラマの宮崎あおいちゃんが篤姫をどう演じていくのか、興味があります。

そうそう、もう一つ気になる事といえば、ドラマのタイトルバックに篤姫の着物姿の絵が出てくるのですが、その色合いやデザインの雰囲気が、クリムトの「接吻」に似ているんですよね。。。

一度、見てください

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